磯焼け対策全国協議会シンポジウム
「藻場を見守り育てる知恵と技術」の開催について

戻る

1.日 時
 平成20年3月21日(金曜日)9時45分〜18時00分

2.場 所
 東京海洋大学海洋科学部 講義棟大講義室 東京都港区港南4-5-7

3.事務局(主催):磯焼け対策全国協議会(事務局, 水産庁漁港漁場整備部)
      共催:日本藻類学会・日本水産工学会・東京海洋大学
      後援:(社)全国豊かな海づくり推進協会・(社)水産土木建設技術センター・(独)水産総合研究センター

4.開催趣旨
藻場の衰退を察知するためには,藻場における平素のモニタリングが極めて大きな意味を持ちます。藻場の衰退の原因や持続要因を探るうえでも,衰退域を静観するだけでなく,操作実験を始めとした能動的なアプローチや健全な藻場域との環境の比較を積極的に行っていく必要があります。また,藻場の回復を図るためには,藻場造成用の技術だけでなく,ソフト対策を含めた藻場形成制限要因の排除技術の向上が重要です。また,こうした活動を津々浦々で円滑に進めるにあたっては,現場の状況に明るい漁業者が中核となり,地域で海に親しむ市民やボランティア活動の積極的な参画が望まれます。
このような背景から,このたび,磯焼け対策全国協議会(事務局,水産庁漁港漁場整備部)では,昨年度までに開催された「磯焼け対策を考える. 〜魚類による過剰食圧の軽減に向けて〜」,「アイゴを食べて藻場を回復しよう」,「ウニを獲って磯焼けを回復しよう」に続くシンポジウムとして,「藻場を見守り育てる知恵と技術」と題した標記シンポジウムを開催することとしました。プログラムは次のとおり予定しています。参加費無料の一般公開としていますので,藻場の保全を始め海洋の環境保全に関心をお持ちの方々に幅広くご参加いただければ幸いです。

5.その他
当日は,終了後,簡単な懇親会(会費:3000円)も予定しておりますので,シンポジウムへの参加を希望される方は,事務局へFAXなどで所属、役職、氏名、連絡先をFAXにて下記までお申し込み下さい。

<磯焼け対策全国協議会事務局>
水産庁漁港漁場整備部 整備課設計班 佐藤、田村
<代表> 03-3502-8111(ex6880)
<ダイヤルイン> 03-6744-2390
<fax> 03-3502-2668


プログラム

■主催者挨拶 (水産庁漁港漁場整備部整備課 宇賀神 義宜)        9:45〜 9:50
■基調講演「藻場を見守り育てる知恵と技術」(東京海洋大学 藤田 大介)  9:50〜10:20
■話題提供
1.長期モニタリングが感知した藻場の変動               10:20〜11:50
1-1 航空写真がとらえた藻場の変遷
(北海道立函館水産試験場 赤池 章一)
1-2 西湘海岸の大規模人工リーフに形成したカジメ群落の15年間
(神奈川県水産技術センター相模湾試験場 木下 淳司)
1-3 伊豆の磯根資源から見た藻場の変動
(静岡県水産技術研究所伊豆分場 長谷川 雅俊)
1-4 長崎市周辺の藻場の現状
((独)水産総合研究センター西海区水産研究所 吉村 拓)
(質疑応答)
                 (昼休み)             11:50〜13:00
2.藻場の衰退要因を探る                       13:00〜14:50
2-1 佐渡島真野湾のガラモ場の衰退と藻場形成阻害要因
(新潟県水産海洋研究所 石川 竜子)
2-2 アイゴの採食程度に差が認められた伊勢湾東部におけるサガラメ群落2地点の波浪流速
(愛知県漁業生産研究所 蒲原 聡)
2-3 伊豆諸島八丈島におけるテングサ藻場の変化と沿岸域の栄養塩環境特性
(東京都島しょ農林水産総合センター 高瀬 智洋)
2-4 堆積が藻場に及ぼす影響
((独)水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所 吉田 吾郎)
2-5 流速データが語る藻場の分布
(北海道立中央水産試験場 金田 友紀)
(質疑応答)
(休憩)
3.藻場回復の支援技術                        15:00〜17:10
3-1 投石によるコンブ漁場造成の効果と課題
(青森県水産総合研究センター増養殖研究所 桐原 慎二)
3-2 コンクリートブロックの効果的な利用
((株)アルファ水工コンサルタンツ 綿貫 啓)
3-3 ヒジキ漁場造成の取り組み支援
(和歌山県農林水産総合技術センター水産試験場 山内 信)
3-4 スポアバッグの効果的発現を目指して
((社)水産土木建設技術センター 安藤 亘)
3-5 藻場回復への小さな工夫
(オフィスMOBA 中嶋 泰)
3-6 磯根資源と藻場生態系の順応的管理
(水産庁整備課 佐藤 昭人)
(質疑応答)
■総合討論 (座長:(独)水産大学校 村瀬 昇)             17:10〜18:00

  ○シンポジウム進行:(独)水産総合研究センター水産工学研究所 桑原 久実